未来への貢献・Vision

2030 Vision

未来への貢献

~「心のふるさと」となるような笑顔溢れる街づくりを~

私たちが叶えたい世界は、住むほどに愛着が湧き、住むほどに幸せが増える、住むほどに家族の笑顔が増える家。

家ってなんですか?家ってなんの目的を持ちますか?
家ってなんのために買うんですか?
このあたりまえの問いに一言で答えるならば何でしょうか。

家の話として、あるひとつの価値観、「時間」の使い方に注目してみます。
家を買うべきか、買わないべきか。なぜ買うのか。買う理由を突き詰めていくと、
好きな人といる時間や、好きなことをする時間をつくるためではないでしょうか。

例えば、家を手に入れることは『家族との時間をつくるため』。
すると、
家族との時間が増えることは、好きな人と居る時間が増えること。
好きな人と居る時間が増えると、幸せが増える。
幸せが増えると、人生の質が高まる。
人生の質が高まると、感情の質が高まり、日々の暮らしが豊かになる。
暮らしが豊かになると、周りに優しくなれる。
周りに優しくなると、自分にも、地球にも優しくなれる。

きっと、家で過ごす時間は、ヒトや環境に対して大きな影響力を持ちます。
だからこそ、私たちは良質な住環境を提供しなければならないと考えます。

昨今の住宅業界をみると、狭小住宅が多く、住環境が貧しかったり、
価格が高騰してローン返済が現実的ではない、建売分譲住宅はアフターフォローが充実していない、
といった課題を捉え、私たちはその解決に努めてきました。

これから先、さらに住環境の質を向上するため、街づくり通じて未来に貢献していきます。

01.持続可能な開発

持続可能な開発に貢献するため、まず、ヒトの居住の地をして最適な場所はどこか、土地を選定します。
山の麓、海のそば、川のそばに古く人は住み着きましたが、その後、生活インフラの技術が発展するにつれ、
原野や台地にも人間の暮らしは拡がっていきました。
私たちが取り組む千葉の北総台地は、地盤も強固に安定し、天災にも強く、肥沃な土。
自然や食の恵みを享受しながら、都市的にも発展し、暮らしやすい環境が整っています。
幸運なことに、千葉の北総エリアは古くから農業に加え、緑花木産業が盛んでした。
開発を通じて地域に貢献できるよう地域資源であるグリーンの活用を積極的に行います。
自然との共存を両立できるようなランドスケープデザインと土木の技術面を改良できないか模索しています。
単体の住宅設計のみならず、人間らしい住環境を実現コンセプトある分譲地の街区設計に挑戦していきます。
そして、開発のプロセスや建設技術にオーナー様や地域の方々に触れていただき、
私たちの仕事に深く関わっていただくことで相互理解を深め、共に持続可能な分譲地を維持していきます。

02.環境改善

環境改善に貢献するため、分譲地全体をグリーンインフラとして捉え、宅地造成を計画します。
私たちの分譲地は緑化率目標を掲げ、植栽と緑地帯を整備することでCo2を削減。
エコマテリアルである木を活用した木造在来工法によりCO2対策となって環境負荷を軽減。
雨水排水浸透施設を設けるだけでなく、広い敷地面積により(建蔽率30%以下)各区画内で雨水を浸透、抑制して
道路や公共施設、河川の負担を減らすなど、環境意識の高い設計をしています。
資材・建材等の原料調達においては製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体で
環境負荷を低減できる工夫に協力会社と共に取り組みます。
特に、施工範囲や取引先の選定を地域密着でエリアを限定することにより環境負荷を抑えています。
工事中の車両使用や道具管理においても各工種ごとに無駄なエネルギー消費を抑えます。
現在、私たちは土地や庭の管理で出る草を活用して堆肥づくりを行い、
緑化の際の土として庭に還すことで分譲地にある資源を利活用しています。
また、工事現場で発生する木材は、産業廃棄物をゴミとして処分するのではなく、
自ら破砕しウッドチップ化することで畑のマルチや地面の養生材として利活用しています。
省エネ、脱炭素、国産材活用、省資源、3R・アップサイクルといったサスティナビリティな街づくりを目指し、
まだ取り組めていない循環型のしくみを構築していきます。

03.子どもと住環境

地域の未来を担う子どもの健全な心と体の発達に貢献するため、
大人も子どもも成長でき、住民同士のコミュニケーションが生まれ、のびのびと子どもたちが育つ分譲地をデザインします。
戸建て住宅の資産価値は、地価や性能で評価されることが多いですが、日本の不動産市場における住宅は経年劣化が前提です。
しかしながら年数を経るごとに経年優化するものがあります。
それはコミュニティ(人間関係・ヒトの営み・住民同士の思い出)です。
私たちはコミュニティをサポートするため、2024年よりオーナーズクラブ「Wide Garden Family」を運営しています。
そして、経年優化するもうひとつは、建物から一歩外に出た住環境、お庭です。
家を消費することから育む価値観へ。お庭は年数を重ねどんどん美しくなっていきます。
自然に囲まれ、広い庭で植物に触れる一戸建ての環境は居住性を高め、子どもの感性も育みます。
グリーンのあるまちなみは、庭を挟んでご近所さんとの会話が自然に生まれ、
心地良いお付き合いとコミュニティが育っていきます。
今後は、一歩進んで、コモンスペース(住民の共有空間)を充実させることで、
住むほどに愛着が増え、幸せが増える場づくりに取り組みます。
広い庭のある暮らしはそれぞれの理想の良質なライフスタイルを追求できます。

私たちは、これらの【持続可能な開発・環境改善・子どもと住環境】への貢献を目指して地域や家族の絆が深まり、一層笑顔になれる街づくりを行っていきます。

※写真は2024年7月 夏休み企画『感謝祭』@SBホーム工房での様子。
SBホームの職人と親子でものづくり体験やスイカ割り、輪投げ、料理などを楽しみ、会社とオーナー様同士の交流を深めました。